ジャズベース初心者向け選び方|おすすめモデルと始め方

この記事のポイント
  • ジャズベースはクセの少ないクリアな音色で、ジャンルを問わず使いやすいベースです
  • ネックが細めで握りやすく、手の小さい人や初めての人でも扱いやすい形状です
  • 価格帯は2万円台の入門モデルから10万円を超える上位モデルまで幅広く選べます
  • 本体以外にチューナー・アンプ・シールドなど周辺アイテムの準備も大切です
  • まずは基礎練習を通じて指の動かし方とミュートのコツをつかむことが上達の近道です

ジャズベースとは?初心者に選ばれる理由

ジャズベースは、エレキベースの中でも代表的なタイプのひとつです。もともとはアメリカのメーカーが開発したモデルが原型となっており、通称「ジャズベ」「JBタイプ」とも呼ばれています。名前に「ジャズ」とついていますが、実際の用途はジャズに限らず、ロック、ポップス、吹奏楽、バンドアンサンブルなど非常に幅広いジャンルで使われています。

初心者にジャズベースがすすめられる理由は、音のクセが少なくクリアで芯のあるサウンドが出せることにあります。ボディにはネック寄りとブリッジ寄りの2箇所にピックアップが搭載されており、ボリュームやトーンのつまみを調整することで、太い音から抜けの良い音まで自分好みの音作りが可能です。最初の1本としてジャンルを選ばずに使える汎用性の高さは、大きな魅力といえるでしょう。

ワンポイント
ジャズベースのコントロールは基本的に「2ボリューム・1トーン」の構成です。2つのピックアップの音量バランスを変えるだけで、明るい音からしっかりした低音まで簡単に切り替えられます。

ジャズベースとプレシジョンベースの違い

ベース選びで多くの人が迷うのが、ジャズベースとプレシジョンベース(通称「プレべ」)のどちらを選ぶかという点です。この2つはエレキベースの二大定番タイプとして知られています。

項目 ジャズベース プレシジョンベース
ピックアップ数 2基 1基(分割型)
ネックの太さ やや細め やや太め
音の傾向 クリアで音作りの幅が広い 力強くパンチのある低音
得意なジャンル ジャズ・フュージョン・ポップス全般 ロック・パンク系

ネックが細めのジャズベースは、指が届きやすく握りやすい形状のため、手が小さい方や初めてベースを触る方にもなじみやすいとされています。音作りの自由度が高いこともあり、最初の1本として選ぶ人が多いタイプです。

注意点
「どちらが優れている」ということはなく、あくまで音の好みと弾きたい音楽ジャンルによる選択です。パンチのある低音を重視するならプレシジョンベースも合わせて試奏してみることをおすすめします。

初心者向けジャズベースの選び方のポイント

数あるジャズベースの中から自分に合う1本を選ぶために、確認しておきたいポイントを整理しました。

1. 価格帯で選ぶ

初心者向けのジャズベースは、おおよそ2万円台から5万円台が最初の1本として選ばれやすい価格帯です。周辺アイテムも含めたセット商品であれば、本体・アンプ・チューナー・シールド・ストラップなどが一度に揃うため、個別に買い足す手間が省けます。

豆知識
セット品は単品で揃えるより割安になっているケースが多く、初めての1本としてコストパフォーマンスに優れています。

2. ネックの握りやすさで選ぶ

ネックの太さやカーブは弾きやすさに直結します。可能であれば店頭で実際に握ってみて、指が無理なくフレットに届くかを確認するのがおすすめです。オンラインで購入する場合も、ネックシェイプの記載(Cシェイプ・Uシェイプなど)を参考にすると失敗が少なくなります。

3. 見た目・カラーで選ぶ

長く付き合う楽器だからこそ、見た目の好みも大切な要素です。定番のサンバースト、ブラック、3トーンカラーなど、モデルによって展開色は多彩なので、モチベーションが上がるデザインを選ぶのも良い方法です。

おすすめのジャズベースモデル

ここからは、初心者にも扱いやすいと評価されているジャズベースタイプのモデルを紹介します。いずれもオンラインストアで購入できる定番の人気モデルです。

Squier by Fender Affinity Series ジャズベース

フェンダー社の姉妹ブランドが展開する入門者向けシリーズです。フェンダーの伝統的なジャズベースの設計を踏襲しながら、価格を抑えた仕様になっており、コストパフォーマンスの高さで評価されています。スリムなネックで扱いやすく、初めての1本として選ばれることが多いモデルです。

こんな人におすすめ
価格を抑えつつ、まずはジャズベースの基本的な弾き心地を体験してみたい方に向いています。

Fender Player Series ジャズベース

フェンダー社のスタンダードラインに位置するモデルで、演奏性とサウンドの両面でバランスが取れていると評価されています。クリアな音抜けと安定したチューニング性能を備えており、バンド活動を本格的に始めたい初心者のステップアップ用としても選ばれています。

Bacchus Global Series ジャズベースタイプ

国内メーカーが手がけるジャズベースタイプで、丁寧な作りと安定した品質が特徴として紹介されることが多いモデルです。ネックの握りやすさや音のバランスに定評があり、価格帯も手の届きやすいラインに設定されているため、初心者からも支持されています。

Photogenic ジャズベースタイプ 初心者14点セット

本体に加えて、ミニアンプ・チューナー・シールド・ストラップ・ソフトケースなど、演奏を始めるために必要なアイテムが一式そろったセット商品です。何を買えばよいか分からないという初心者でも、これひとつで練習環境を整えられる手軽さが魅力です。

ポイント
セットに含まれるミニアンプは自宅練習用として十分な音量を確保できるものが多く、集合住宅でも音量を調整しながら練習しやすいです。

Fender Made in Japan Traditional ジャズベース

基礎を身につけたあとのステップアップモデルとして紹介されることが多い1本です。国内工場での生産による精度の高い仕上がりが特徴で、長く使える1本を探している方にも選ばれています。最初から本格的な1本を求める場合の候補としても検討する価値があります。

ベース初心者に必要なアクセサリー

ジャズベース本体のほかに、演奏を始めるにあたって揃えておきたいアイテムを紹介します。

必要なアイテム一覧
  • アンプ:エレキベースは単体では音が小さいため、練習用アンプがあると上達がスムーズです
  • チューナー:正しい音程で練習するために欠かせないアイテムです
  • シールドケーブル:ベース本体とアンプをつなぐケーブルで、消耗品なので初めは扱いやすいものを選びましょう
  • ストラップ:立って演奏する際に必要になります
  • ソフトケース:持ち運びや保管の際に本体を保護してくれます
  • 予備の弦:弦は消耗品のため、交換用にストックしておくと安心です

これらをまとめて揃えられる初心者セットも多く販売されているので、個別に選ぶのが不安な場合はセット商品を選ぶとスムーズに練習をスタートできます。

ジャズベース初心者が最初に取り組みたい練習

楽器が手元に届いたら、まずは基本のフォームと右手・左手の使い方を身につけることが上達への近道です。

ピッキングの基本を身につける

指で弦を弾く指弾きと、ピックを使うピック弾きの2種類の奏法があります。最初はどちらか一方に絞って、安定した音量とリズムで弦を弾く感覚をつかむのがおすすめです。指弾きの場合は人差し指と中指を交互に使う練習から始めると良いでしょう。

ミュートを意識する

ベースは弦が太く、長く振動し続けるため、鳴らしていない弦の響きを止める「ミュート」がとても重要です。右手の側面や左手の指先で、弾いていない弦に軽く触れておくことで、音がぐっと聞き取りやすくなります。

練習のコツ
最初は速さよりも、一定のテンポで正確に音を出すことを優先しましょう。メトロノームに合わせてゆっくり練習することで、リズム感が自然と身についていきます。

簡単なフレーズから始める

いきなり複雑な曲に挑戦するのではなく、ルート音を中心としたシンプルなフレーズから練習を重ねることで、指の動きとリズム感を無理なく身につけられます。慣れてきたら好きな曲のベースラインをコピーしてみるのもモチベーション維持につながります。

継続のヒント
毎日長時間練習するよりも、短時間でも毎日楽器に触れる習慣をつけるほうが上達を実感しやすいと評価されています。

まとめ

ジャズベースは、クリアで扱いやすいサウンドと握りやすいネック形状から、初心者の最初の1本として長く支持されているタイプです。価格帯や付属セットの有無、ネックの太さなど自分に合ったポイントを押さえて選べば、無理なく演奏をスタートできます。アンプやチューナーなどの周辺アイテムも忘れずに揃え、基礎練習を積み重ねながら、自分らしい音作りを楽しんでいきましょう。

ジャズベース初心者向け選び方|おすすめモデルと始め方をまとめました

ジャズベースはクセの少ないクリアな音色とスリムで扱いやすいネックが特徴で、ジャンルを問わず活躍する定番タイプです。価格帯は2万円台の入門セットから10万円台の上位モデルまで幅広く、自分の予算や弾きたい音楽に合わせて選べます。本体だけでなく、アンプ・チューナー・シールドなどの周辺アイテムも揃え、ピッキングとミュートの基本を丁寧に練習していくことで、着実にベースの演奏を楽しめるようになっていきます。